サロンオーナーのみっちゃんです。
あの時にこの人に出逢ってなければ・・・
この人にこの言葉を貰えてなかったら
どうなっていただろうという経験は
誰にでもありますよね?
私の人生にはそれがたくさんあります。
最初は良くない出来事として ✖ をつけた時にその機会が訪れます。
過去につけてきた多くの ✖ は今の私の ✨宝物✨ でしかありません。
私の父は精神疾患にアルコール中毒、母は心臓病、クセの強い祖母との間で
言い争いの絶えない機能不全家庭で育ちました。
毎日のように泣きながら喧嘩を止めに入る中、ガラスの灰皿が鼻先をかすめたことがあります。
やりたいこと、行きたい学校があるのに言わずに過ごしました。
私が夢を抱き、頑張れば頑張る程、母が願いを叶えてあげられない自分を責めることに
なると思っていたからです。
中高校生の頃は特に大きな鉛を胸に抱えていた気がします。
私には子どもが二人おり、下の子が先天性横隔膜ヘルニアという病を抱えて産まれました。
計画出産後、予定していた手術が出来ない程状態が良くありませんでした。
数日後に手術することはできましたが、手術成功後の致命率は20%。
生死の境を何度も彷徨い、何度も手術を重ねたそんな息子も今は特別支援学校の高等部生です。
息子が2歳の頃に離婚し、実家の家庭環境では在宅酸素が必要な息子を安全に育てていく
ことが出来ないため、医療療育施設にお世話になっていました。
現在は障害児入所施設におり、施設から学校に通わせて頂いています。
術後後遺症や持病再発の可能性など体調の浮き沈みある為、細心の注意が必要
ですが、施設の職員の皆さんの早急な対応のお陰で体調を崩すことが少なく、
登校できています。
ホームにも少し書いていますが
5年前に乳がんになり、2年程前には潰瘍性大腸炎も仲間入りしました。
施設に入所しているとはいえ、いつ病状が悪化するか分らない息子、
思春期の娘、永年私におんぶに抱っこ状態の両親・・・私自身兄弟もいないし、
近くに頼れる親戚等もなく不安しかありませんでした。
必死に入院期間中の家族の生活を考えていたら、病気や手術への恐怖を感じたのは
手術当日でした。
私しかいないと沢山のものを抱え込んでいましたが、事情を伝えお願いすると温かい
励ましの言葉と一緒に二つ返事で了承してくれる方々ばかりでした。
頼る人が誰もいないと勝手に考えていましたが、温かい言葉の数々にとてもうれしく
幸せを感じました。
話をすれば、“大変な経験”“苦労”してきたと言われることが多い私のこれまでの人生。
辛くなかったと言えば嘘になりますが、辛いこと以上に大切な出逢いがあり、その方々の
言葉に救われてきました。
この経験があるからこそ分かることがあり、たくさんの幸せを感じることができています。
こんな私ですがお話してみませんか?